お受験に塾通いは絶対なの?

親としては、子供には少しでもいい環境で、少しでも多くのことを学んでほしいと思うのは当然のことです。地域の小学校に入学するにもいいけれど、希望する環境を整えてあげられる小学校受験というのも一つの選択肢になります。塾に通わずに小学校受験を成功することはできないのでしょうか。

小学校受験を希望している人の割合

統計として、公的に発表はされていませんが、首都圏で子供に小学校受験をさせたいと考えている親の割合は、20%を超えています。ある聞き取り調査によると、希望ではなく実際に小学校受験をした生徒は、首都圏では8.9%を超え、地方では4.2%を超えています。当然ながら、私立小学校が多い都市部においては、この傾向がさらに高まっており、一部の地域では5人に1人は小学校受験をしている時代なのです。年々、この傾向は高まっており、首都圏はもとより、関西圏でも続々と有名私立大学併設の小学校が開校していることもあり、地方都市圏においても小学校受験への希望が増加していくことは間違いのない事実となっています。小学校受験を考えるのは一部の人だけのことではなくなり、より多くの人が面することになる時代になりました。

小学校受験できるのは高所得層だけなのか

小学校受験に係る費用は、希望する学校により左右されることが多いため一概には言えませんが、安くても幼児教室だけ月3万円以上、通常それ以外に音楽教室やダンスなど芸術面でのレッスンに通う場合は、費用だけで総額月5万円から10万円程度かかる場合があります。また、年長になると、志望校ごとに受ける模試や面接準備などで、さらに費用がかさんできます。もちろん、志望校の私立小学校に合格したあかつきには、募集要項に書かれた授業料以外にも6年間の費用はかなりのものになります。 このように考えると、子供にはいい環境で勉強してほしいという親の想いは誰も同じであるはずなのに、実際に小学校受験ができるのは、高所得者しかチャンスがないのじゃないかという問題に直面します。

本当にお受験に塾通いの問題

実際、幼稚園での経験を通して、結論から言うと、小学校受験に塾通いは絶対ではないです。努めていたのは、自分で触れて観て感性を大事するという方針に基づいた園活動が行われていた地域にある普通の幼稚園です。地域に某国立付属小学校があるため、受験を希望する園児には、園長が年長のみ週1回1時間程度のドリルワーク、面接指導を行っていました。特殊なことを指導するのではなく、挨拶をするなど園活動の延長線上のことがしっかり身についているかの確認でした。毎年、受験する半数程度は園長指導と家での学習だけで、第2志望まで含めると全員が受験に成功していました。もちろん、地域により小学校受験に対する熱意も倍率も異なり、志望校によっては求められる能力も異なるため、一概に塾通いが必要ではないということではないです。しかし、小学校受験の成功には塾通いだけが絶対ではないことを念頭におくことが、合格への近道なのではないでしょうか。